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◆インフルエンザワクチン(2017/10/16) 
●今シーズンのワクチン株
 
 以前はA型2種+B型1種の3価ワクチンでしたが、2015/1016シーズンから4価ワクチンになりました。

Aソ連型 Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
A香港型 Hong Kong(香港) /4801/2014(X-263)(H3N2)
B型 Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
B型 Texas(テキサス)/2/2013(ビクトリア系統)


 インフルエンザワクチンの有効期間は一般的に約5か月と言われていますので、毎年の接種が必要です。

●用法・容量
・6ヶ月以上3歳未満:0.25mL/回・2回接種(2~4週間隔)
・3歳以上13歳未満:0.5mL/回・2回接種(2~4週間隔)
・13歳以上:0.5mL/回・1または2回(2~4週間隔)

●インフルエンザワクチンの種類
 日本でのインフルエンザワクチン製造会社は「北里」、「化血研」、「デンカ生研」、「阪大微研」の4社です。
 どのメーカーでも配合ワクチン株の種類や含有量は同じですが、チメロサールという保存剤を含むもの、含まないもの(チメロサールフリー)、バイアル(瓶)に入っているもの、一人分を予めシリンジ(注射器)に詰めたものなどがあります。
 一般的には、チメロサールフリー、シリンジ製剤のほうがワクチンの納入価が高くなります。

●接種料金(税込)
 接種料金(税込)は、以下のとおりです。
 ニュースなどで報道されているように、今年度はインフルエンザワクチンの生産量が昨年度より少なく、しかも出荷が遅れています。
 2年前まで当院では、13歳以下の小児を全てチメロサールフリーワクチンとしてきましたが、昨年度はチメロサールフリーワクチンが全く生産されず、今年度はフルービック・シリンジ(0.5mL)のみの少数生産となっています。
 このため、今年度チメロサールフリーをご希望の方は、差額(消費税込み+540円)での対応とさせていただきます。シリンジは0.5mLで、3歳未満では0.25m接種で半分破棄してしまうことになるため、チメロサールフリーは3歳以上の方に限らせていただきます。ご了承ください。

6か月~1歳未満(2回接種)
 1回2700円(区の助成なし)

1歳〜3歳未満(2回接種) 
1回2700円(世田谷区民1700円)

3歳~中学生(3歳~13歳未満は2回接種)
         (13歳~中学3年は1回接種) 

1回3240円(世田谷区民2240円)

高校生~64歳(1回接種)
 1回3240円

・65歳以上の都民(1回接種)
 1回2500円

※チメロサールフリーワクチンをご希望の方は、上記料金+540円(消費税込み)となります。
※チメロサールフリーワクチンは入荷数が限られており、ご希望に添えない場合があります。

●接種開始時期
 10月23日(月)より接種開始いたします。
 月・木の15時~16時をインフルエンザ予防接種枠とします。
 10月19日(木)からご予約を受け付けますが、ご予約は月・木のインフルエンザ予防接種枠のみとさせていただきます。
 その他の日時は、直接来院で受付いたします。

 問診票はクリニック受付でお渡ししていますが、接種当日までご来院できない方はこちらを印刷してお使いください。
インフルエンザ予防接種問診票(成人)

インフルエンザ予防接種問診票(小児)

◆成人用肺炎球菌ワクチン
●肺炎球菌とは、
日本人の死因の4番目が肺炎で、高齢者を中心に肺炎で亡くなる方は年間8万人にも達します。インフルエンザにかかった高齢者の約4分の1が細菌性肺炎になるとも言われています。
70歳以上の市中肺炎の起因金は肺炎球菌が一番多く
、インフルエンザ菌、嫌気性菌、緑膿菌と続きます。

●肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス®NP)
ニューモバックス®NPは、高齢者の肺炎の原因として最も多い肺炎球菌感染を予防するワクチンです。また、肺炎球菌によって引き起こされる肺炎だけでなく、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎なども予防する効果があります。
肺炎球菌には80種類以上の型がありますが、肺炎球菌ワクチンを接種しておけば、そのうちで感染の機会の多い23種類の型に対して免疫をつけることができます。これらの23種類の型で、すべての肺炎球菌による感染症の8割くらいを占めています。

●投与対象
ニューモバックス®NPは、成人の肺炎球菌感染予防のためのワクチンです。
添付文書では、「2歳以上で肺炎球菌による重篤疾患に罹患する危険が高い個人及び患者」とされていますが、通常小児には接種しません。

小児用は、2010年ごろ発売が見込まれている小児用肺炎球菌ワクチン(プレべナー®)です。

●副反応
注射部位の腫れや、痛み、ときに軽い発熱がみられることがありますが、1~2日で消失します。

●効果の持続期間は?
抗体価は接種1か月後で最高値となり、その後4年間はあまり低下しません。5年後にはピーク時の80%にまで抗体価が落ち、以後徐々に抗体価は低下します。

●インフルエンザワクチンのように、2回接種すると効果が上がる?

ニューモバックス®NPは蛋白ワクチンではなく、T細胞非依存性の多糖類(ポリサッカライドワクチン)であるために、免疫記憶が残らずインフルエンザワクチンのようなブースター効果は期待できません。また、短期間の接種間隔で再接種を行うと、副反応が増強します。

●他のワクチンとの接種間隔は?

ニューモバックス®NPは不活化ワクチンですので、先にこのワクチン接種を行った場合は6日以上の間隔をおいて次のワクチンを接種します。
ニューモバックス®NPより前に生ワクチン接種を受けた場合は、通常27日以上、不活化ワクチン接種を受けた場合は、通常6日以上の間隔を空けます。
ただし、医師が必要と認めた場合は他のワクチンと同時接種可能です。←10月20日改訂項目

●再接種は可能?
ニューモバックス®NPの開発初期の試験において、14価肺炎球菌ワクチンを2年未満の間隔で再接種成人に注射局所の副反応の増強が認められたことに起因して、日本では再接種が禁止されていました。
一方、その後の試験で、4年以上の間隔をおけば、局所反応の増強を回避できることが確認されました。米国では1997年から、前回の接種5年を経過していると再接種できるようになり、日本でも10月20日付けで再接種が認可されました。

成人用肺炎球菌ワクチン予防接種問診票←こちらを印刷してお使いください。

☆ニューモバックス®NPは品薄のため、お電話でご予約(03-5315-3366)をお願いいたします。

◆A型肝炎ワクチン
A型肝炎とは 
A型肝炎はA型肝炎ウイルス(HAV)感染による疾患です。
A型肝炎ウイルスが経口的に体内に入ってから発病に至るまでの期間(潜伏期間)は通常15-50日、平均で28-30日です。まず、食欲不振、嘔気、嘔吐、腹痛、気分不快、発熱、頭痛などの症状が見られます。

 それらの症状に続いて、黄疸(目や体が黄色くなる状態)が現れます。黄疸の期間は数日から1ヶ月間と人によってまちまちです。すべての症状は2ヶ月未満で消えるのが通常です。一部の人では、症状が長引いたり、再発したりして、6ヶ月に達することもあります。また、胆嚢炎・膵臓炎・腎臓炎などが伴うこともあります。
A型肝炎ウイルスは、急性の肝炎を起こすことはあっても、長期にわたる慢性の肝炎にはならないと考えられています。一度感染して完治すれば、一生涯にわたる免疫を獲得します。また、いつまでも感染源としてA型肝炎ウイルスを持ち続けるようなことは、ありません。

A型肝炎ワクチン
エイムゲンは唯一国産の組織培養不活化A型肝炎ワクチンで、チメロサール(エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム)やアルミゲルを含みません。

接種スケジュール
16歳以上の人に、0.5mLずつを2~4週間隔で2回、筋肉または皮下に接種し、さらに初回接種後24週(6ヶ月)後に0.5mLを追加接種します。
渡航まで急ぐ場合には、0.5mLを2回、筋肉または皮下に接種します。しかし、長期に抗体価を維持するためには、初回接種24週後(6ヶ月)に3回目を追加接種します。

副反応
主な副反応は全身倦怠感(2.8%)、局所の疼痛(1.6%)、発赤(0.6%)など軽微なものです。 

A型肝炎ワクチン予防接種問診票←こちらを印刷してお使いください。

◆B型肝炎ワクチン
B型肝炎とは、
B型肝炎ウィルス(HBV)の感染は、主に感染しているヒトの血液を介してうつります。感染は、その人の免疫状態によって一過性感染となったり、持続感染(HBVキャリア)となったりします。
一般に、成人が初めてHBVに感染した場合、そのほとんどは一過性感染で治癒し、終生免疫を獲得し再び感染することはないとされています。一過性感染の場合、70-80%は自覚症状がないまま治癒し(不顕性感染)、残り20-30%が急性肝炎を発症します。このうち、約2%が劇症肝炎を発症し、この場合の致死率は約70%とされています。
HBVに感染した母親から出生した児に、HBV感染予防をせずに乳幼児期に感染した場合や免疫抑制剤使用者が感染した場合などは、高率にキャリア化するといわれています。
HBVキャリアのうち85-90%がセロコンバージョン(HBe抗原が陰性化しHBe抗体が陽性に変わる状態)を起こし、最終的に肝機能正常の無症候性キャリアへ移行しますが、残りの10-15%が慢性肝炎を発症するといわれています。

B型肝炎ワクチン
B型肝炎ワクチンは、遺伝子組み換え(リコンビナント)沈降ワクチンとヒト培養細胞由来沈降ワクチンがあります。
現在、遺伝子組み替え沈降ワクチンは「ヘプタバックス-Ⅱ」と「ビームゲン」の2種類、ヒト培養細胞由来沈降ワクチンは「沈降B型肝炎ワクチン『明乳』」があります。「ビームゲン」及び「沈降B型肝炎ワクチン『明乳』」は、いずれも保存剤としてチメロサール(エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム)が添加されているため、当院ではチメロサールを含まない「ヘプタバックス-Ⅱ」をお勧めしています。

接種スケジュール
一般的な感染予防
通常、0.5mLずつ4週間間隔で2回、さらに20~24週を経過した後に0.5mLを1回皮下注または筋注します。
なお、10歳未満の者には、0.25mLずつを同様の投与間隔で皮下注します。
ただし、能動的HBs抗体が獲得されていない(HBs抗体<10 IU/mL)場合には、追加接種します。
母子感染予防(HBs抗原陽性の母親から生まれた小児)
通常0.25mLを生後2~3か月に1回皮下注します。さらに0.25mLずつを初回接種の1か月後及び3か月後の2回接種します。生後6か月でHBs抗体が獲得されていない場合はHBs抗原の検査を行い、抗原陰性の場合はさらに追加接種します。
HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎発症予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用)
通常、0.5mLを1回、事故発生後7日以内に皮下注または筋注します。さらに0.5mLずつを初回注射の1か月及び3~6か月後の2回接種します。なお、10歳未満の者には0.25mLずつ同様の投与間隔で注射します。
ただし、能動的HBs抗体が獲得されていない場合には、追加接種します。

副反応
倦怠感、頭痛、局所の腫脹・発赤、疼痛などの軽微な副反応が報告されています。また、きわめてまれですが、ショック、アナフィラキシー様症状の報告があります。

B型肝炎Q&A
B型肝炎ワクチンの陽転率は?
一般的な接種スケジュールに沿った接種によるHBs抗体獲得率は、90~96%とされています。

通常3回接種であるが、2回目の接種で抗体が陽性になった場合、3回目は接種しなくていいのか?
2回接種では抗体値の上がり方が3回接種と比べて十分とはいえず、抗体の持続が望めません。医療関係者や海外聴器滞在者など、長期にわたって抗体を持続させる必要のある方は是非とも3回接種をお勧めします。

B型肝炎ワクチン接種後、免疫を獲得したかどうか抗体検査は必要か?
通常は検査する必要はありませんが、医療従事者などハイリスク者は3回接種1~2か月後にHBs抗体検査を行うことが望ましいとされています。

3回接種後どれくらいしたら追加接種が必要か?
ワクチン接種後にHBs抗体が一旦陽性化した後に、再び陰性化するのは一般的にみられる現象です。ある報告では陽性化した抗体価が7年以内に50%が検出できなくなるといいます。
感染のリスクが高い医療従事者では、定期的にHBs抗体価検査を行い、陰性化している場合はすみやかに追加接種を行うのが望ましいと思われます。

追加接種は何回行うのか?
抗体価が陰性化した後、すみやかに1回追加接種することにより、良好な抗体産生が得られるとされています。

妊娠中・授乳中のワクチン接種の安全性は?
添付文書には妊娠または妊娠している可能性のある婦人には接種注意者に挙げられており、「妊娠中の接種に関する安全性は確立していないので、妊娠または妊娠している可能性のある婦人には接種しないことを原則とし、予防接種上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ接種すること」と記載されています。B型肝炎ワクチンは不活化ワクチンですので、ワクチン接種により胎児に影響を与えるとは考えられていませんので、妊娠中であっても感染のリスクの高い人は接種可能と考えられます。
ただし、一般的に流産を起こしやすい妊娠初期の接種は避けることが望ましいでしょう。
また、B型肝炎ワクチンが母乳を介して乳児に影響を与えることはないため、授乳婦がワクチンを接種しても影響はありません。

B型肝炎ワクチン予防接種問診票←こちらを印刷してお使いください。

☆お電話でご予約の際、「ビームゲン」、「ヘプタバックス-Ⅱ」のどちらの接種をご希望かお知らせください。

◆破傷風トキソイド 
破傷風とは、
破傷風菌が傷口などから体内に侵入して増殖すると、細菌がつくる毒素により、開口障害やけいれんなどの特有な症状が現れ、重症になる疾患です。
日本では、1953年から破傷風ワクチンの任意接種が開始され、1968年からは三種混合ワクチン(DPT:ジフテリア、破傷風、百日咳)の定期接種として実施されました。その結果、1950年ころは年間数千人いた破傷風患者が、現在では年間50~100人程度にまで減りました。そして、破傷風患者のほとんどが、DPTが定期接種となる前に出生した40歳以上の中高年齢者であることが分かっています。
発症後の治療は難しく、死亡率は一般に30%以上で、高齢者ほど重くなるため、予防が重視されています。

外傷後の破傷風予防のための破傷風トキソイド投与
外傷後に破傷風を発症するか否かを予想することは困難で、 わが国では破傷風トキソイドワクチンの投与基準は明確なものがないのが現状です。しかし、報告例の中には軽微な創傷により発症している例や、 感染経路が不明の例もあり注意が必要です。
破傷風抗毒素抗体価は約10年で発症防御レベルを下回るといわれているため、過去の予防接種から10年以上経過している場合は破傷風トキソイドワクチンの追加接種が必要となります。

破傷風トキソイドについて
トキソイドとは、病原体が増殖する過程で産生される毒素(トキシン)をホルマリンで処理し、免疫原性を失わせず無毒化したものです。
他のワクチンとの接種間隔は、不活化ワクチンと同じく1週間以上空ける必要があります。

破傷風トキソイドの副反応
副反応局所の発赤、腫脹、疼痛、硬結など。また全身症状として発熱、悪寒、倦怠感、下痢、めまい、頭痛などを認めることがありますが、いずれも一過性で2~3日中に消失します。局所の硬結は1~2週間残ることがあります。

破傷風トキソイドの接種回数
基礎免疫のない人
今まで破傷風の予防接種を受けたことがない人は、3回注射を受ける必要があります。1カ月間隔で2回接種を受け、3回目は6~12カ月後に受けます。
基礎免疫のある人
・未成年  :DPT(DT)接種の効果が持続しているので、追加接種は不要です。
・20~40歳 :DPT(DT)接種歴が確認できれば、1回の追加接種で効果が期待できます。
・40歳~  :DPTが定期接種ではなかったため接種していない人が多く、3回接種が必要です。
※ただし、外傷などで破傷風トキソイドを接種した経験がある場合を除きます。

破傷風トキソイド予防接種問診票←こちらを印刷してお使いください。

◆狂犬病ワクチン 
狂犬病とは
狂犬病ウイルス感染によって引き起こされるウイルス性疾患です。
発症した場合には、有効な治療法がなく、極めて希な例外を除いて死に至ります。
はじめは、食欲不振や発熱、悪寒、頭痛、悪心など風邪のようなな症状が現れます。創傷部に痒みや痛みを感じることもあります。その後、興奮や不安感、せん妄、精神錯乱、麻痺などの神経症状があらわれます。これは2-7日続きます。また、半数以上の症例で、水を飲もうとした時に咽喉頭の筋肉や全身の痙攣が起こる「恐水症状」がみられます。
その後昏睡に陥ります。昏睡は3-7日続き、死に至ります。


狂犬病は一部地域を除き世界中で発生しており、毎年50,000人以上の方が亡くなっています。特に発生の多い地域はアジアや南米、アフリカです。米国や、隣国の韓国、中国、ロシアでも発生があります。

日本では1957年以降、人および犬の狂犬病は発生していません。

狂犬病ワクチン
日本の狂犬病ワクチンは、病原性が弱いウイルスを鶏胚初代培養細胞において増殖させ、さらに薬剤を使ってウイルスの感染性をなくした(不活化)したワクチンです。
このワクチンは、狂犬病動物に咬まれた後の発症予防(暴露後免疫)のほかに、狂犬病常在地域への暴露前免疫にも使用できます。

接種スケジュール
暴露前免疫
厚生労働省のホームページでは、「狂犬病の流行地域に渡航する場合であって、動物との接触が避けられない、又は、近くに医療機関がないような地域に長期間滞在するような方は、渡航前に予防接種を受けることをお勧めします。十分な免疫力を得るためには、4週間隔での2回の皮下注射と、初回注射時より6~12か月後の追加接種が必要となります。なお、暴露前のワクチン接種を行っている場合であっても、犬などに咬まれて感染した可能性がある場合には暴露後のワクチン接種が必要です。事前予防接種の履歴が明らかでない場合には、暴露後免疫は、接種初日(0日)と3日後の2回接種をすることになります。」と記載されています(2008年1月現在)。

暴露前免疫の用法用量は、1.0mLを1回量として、4週間間隔で2回皮下注射し、さらに6~12か月後1.0mLを追加します。

暴露後免疫
厚生労働省のホームページには、暴露後の対処方法として「日本国内の場合、狂犬病は発生していないので感染の心配はありません。海外、特に東南アジア等の流行国で狂犬病が疑われる犬、ネコおよび野生動物に咬まれた場合、まず傷口を石けんと水でよく洗い流し、出来るだけ早期に医療機関を受診してください。咬んだ動物の特定ができ、予後を観察できる場合、咬まれてから2週間以上その動物が狂犬病の症状を示さない場合には、咬まれたときに狂犬病に感染した可能性を否定てきるので、暴露後ワクチンの連続接種を中止できます。」との記載があります。

暴露後免疫の用法用量は、1.0mLを1回量として、その後第1回目を0日とし、以降3、7、14、30、および90日の計6回皮下に注射します。

☆流行地域で狂犬病に感染した疑いがある場合には、できるだけ早期に狂犬病ワクチンの接種を受ける必要があります。
また、現地医療機関で暴露後のワクチン接種を開始したが、まだワクチンプログラムを完了しておらずに帰国した場合は、狂犬病の発症を確実に防ぐために、国内でワクチンプログラムを必ず完了させることが必要です。

狂犬病流行地域に渡航の際の注意事項
渡航中に狂犬病に感染しないよう、以下のことについてご注意ください。
・滞在中にむやみに動物に手を出さないようにしましょう。
・万が一、滞在中に犬等に咬まれた場合には、
①すぐに傷口を石けんと水でよく洗いましょう
②現地医療機関を受診し、傷の手当てと狂犬病ワクチン接種を受けましょう
帰国後に検疫所(健康相談室)に申し出ましょう

狂犬病ワクチン予防接種問診票←こちらを印刷してお使いください。

☆狂犬病ワクチンは生産数が少ない(年間4~5万本)ため、接種前にメーカーへの登録が必要です。
ご予約は電話でも結構ですが、渡航先と渡航予定日、渡航先滞在日数をご予約時にお伝えください。
メーカーの認可が下りるまで1週間程度の日数が必要ですので、ご了解ください。
◆子宮頚がんワクチン(サーバリックス)
子宮頚がん
子宮頚がんは、子宮の入り口である子宮頸部に発生するがんで、その原因の90%以上はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染により発生します。
子宮頸がんは世界で年間約50万人が発症し、約27万人が死亡しています。女性のがんとしては乳がんに次いで、2番目に多くなっています。
国内でも年間約1万5千人が発症し、約3500人が死亡していると推計されます。30代後半から40代に多く、最近は感染原因である性交渉の低年齢化などが影響し、20~30代の若い患者が増えています。
HPVは性交渉で感染します。性交渉経験のある女性の8割が一度は感染しますが、通常は感染しても免疫力により自然排除されています。子宮頚がんを発症するのは、HPV感染した女性の1%未満と考えられています。
しかし、持続感染を引き起こすことがあり、がんの一歩手前の「細胞異形成」の状態になることがあります。さらに進行するとがんになります。
HPVは100種類以上が確認されており、このうち発がん性があるHPVは15種類ほどです。

子宮頚がんワクチン「サーバリックス」
今回承認を受けた「サーバリックス」は、発がん性HPVのうち最もがんになる頻度が高い2つの型(HPV16型・18型)による感染を予防するワクチンです。この2つの型のHPV感染による子宮頸部がんは全体の6割を占め、20~30歳代に限ると8割になると言われています。
アメリカをはじめ世界の100ヵ国以上で承認され、多くの女性が接種しています。 
米国、カナダ、ブラジルの28施設で行われた追跡試験で、このワクチンを接種したほぼ100%の女性がHPV16と18のタイプに対して強い免疫応答を示し、5年半以上の間持続することが明らかにされました。
予防効果は20年続くと推測されています。
もちろん、全ての発がん性HPVの感染を予防することはできず、定期的な検診も重要です。

接種スケジュール
10歳以上の女性に、1回0.5mLを3回(初回、初回から1ヵ月後、初回から6ヵ月後)、上腕の三角筋部に筋肉内接種します。

副反応
国内臨床試験において、本剤接種後7 日間に症状調査日記に記載のある612例のうち、局所(注射部位)の特定した症状の副反応は、疼痛606例(99.0%)、発赤540例(88.2%)、腫脹482例(78.8%)でした。
また、全身性の特定した症状の副反応は、疲労353例(57.7%)、筋痛277例(45.3%)、頭痛232例(37.9%)、胃腸症状(悪心、嘔吐、下痢、腹痛等)151例(24.7%)、関節痛124例(20.3%)、発疹35例(5.7%)、発熱34例(5.6%)、蕁麻疹16例(2.6%)でした。

添付文書
サーバリックス

☆サーバリックスは専用の問診票がございます。クリニック窓口でお受け取りください。

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